贈り物と感謝状のもっきん堂|筆に関する作業をご相談ください。

もっきん堂TOP賞状書士の日々TOP2008年9月

ある、1枚のフアックスから

急用で、もっきん堂を留守にした。
帰ってみると、フアックスが1枚きている。
『家系図の代筆をされておられますか?。お知らせ下さい。」

と書いてある。早速、その方に電話。
「フアックス頂いて、有難う御座います。実は家系図はしてないですよ。」
「今、家系図はあるんですが、古くなりまして新しいのに、替えようと

思っているんです。だから、その通りに書いて下されば、良いんですが。」
「字は私も専門に、書いているので書けますが、家系図というのは
線も書きますでしょう。その線を筆でまっすぐ書く、自信がないんです。」

「この家系図をみれば、線は簡単に書かれてますけどね。」
「だけど、その線が難しいんです。他のものなら書かせて頂きますが。」
「では、見本をお持ちして、見ていただいてもだめですか?。」

「すみません。気にいって頂く様なのが、書けないと思いますので。」
「そうですか。では、他を当たってみます。」
「折角、連絡頂いたのにお役に立たなくて、申し訳ありません。」

受話器を置いてから、申し訳ないと反省した。
以前にも、家系図の依頼があった。
その時も、直線が小筆でかけないという理由で、辞退させて頂いた。

『できない事を嘆く前に、やる気の無い事を反省せよ。』
壁に書いてはってある言葉が、目にとびこんできた。
出来ても、出来なくても、1度、努力してみましょうかしら。


テレビの影響力って、なんてすごいのでしょう。

毎朝食後に頂いている、バナナがきれたので、10時過ぎ
果物屋さんにいく。
真っ先にいつもおかれている、バナナの台の所にいく。

なんと売れてしまって、バナナが1房しかない。
躊躇している内に、横から手が出て、おばさんがその1つの
バナナをつかんでしまった。

折角、バナナ目当てで買いにきたのに。困った。困った。
バナナの台のところに立っていた。
すると店の中から、若い店員さんが、バナナを1っ杯入れた箱を

重そうに肩にかかげて、こちらに歩いてくるではないか。
そして、私の前にあるバナナ台の上に、無造作に並べだした。
「もう、箱の中のを、頂くわね。」私は適当に取った。

「どうぞ。」店員さんも、手を動かしながら、返事した。
また、人盛りがして、バナナがとぶように売れていく。
他に、津軽りんごも買って、レジに並んだ。

なんとスーパーの売り出しのように、レジまで長い。
「一寸テレビでバナナの事をいったら、バナナすごいうれゆきね。」
前に並んでいる奥さんが、私に話しかけてきた。

「朝食にバナナ2つと、水を飲めば後の食事は、何を頂いても
いいんだって。それでダイエット出きるんだってよ。」
「ああー。それで。バナナの売れ行きがすごいんだ。」

テレビの影響力って、なんてすごいのでしょう。
あらためて、思い知らされたわね。


一寸心配なのは、私だけかしら・・・。

今日は、孫娘の幼稚園の運動会だ。
朝起きるとすぐに、気になる天気予報を見るために、テレビをつける。
「午前中は、大雨です。」

外からの中継なのか、気象予報士のかたも、傘をさしている。
大阪府内のマークをみても、雲と、傘のマークのみが、かいている。
だけど、今朝は、曇り空でも少しは、晴れていた。

「お天気になりそうな、感じがするのにね。」
食卓に座って新聞をよんでいた、主人にはなしかける。
「天気予報みてたら、今日は運動会は中止やろな。」

「娘が言ってたよ。貴方が来る時は、晴れるから大丈夫って。」
「今まではそうだったけど、今日はむりやろ。」
「じゃー、その神話はくずれるのね。」

午前7時過ぎ、電話がなる。
「今日の運動会は中止だって。日延べだって。空みてたら晴れる
ようなきがするのにね。残念だわ。」

私と、同じ事を思っているのだ。
始る時間の9時半をすぎるころから、すごい大雨がふってきた。
よこなぶりの雨で、もっきん堂の事務所のガラス戸に、雨粒が

へばりついている。
幼稚園がわの運動会中止の決断は、正かったのね。
もしかしてと思って、作った昼食用のおにぎり、主人と家で頂きましょう。

日延べになったら、幼稚園児たち、折角おぼえたお遊戯、気が抜け
わすれないかな。
一寸心配なのは、私だけかしら・・・。


もしかして、筋がよいのでは・・・・・。

嫁いだ娘が、子供達3人(小4、小2、幼稚園年長)を
つれて遊びにきた。
夏休みが終わって、急に大きくなったようなきがする。

小4、小2の女の子は、現在お習字をならっている。
小4の女の子は、余り我が家では、筆を持つ事はしないが
小2の子は、良く筆をもちたがる。

今日も、私が渡した小筆をにぎりしめながら
「ねえー。私のお習字の先生と、おばあちゃんでは、どちらが
字が上手なの?」難しい質問である。

「そうね。書く種類がちがうから、一寸わからないわね。
あなたの先生は、大文字で、あなたたちを教えておられるでしょう。
ここに見本をかかげているように、賞状とか、目録・宛名書きとか、

色々、小筆を使かって、書いてるのよ。」
「ふーん。じゃあ、大文字はならっているけど、小文字おしえて。」
「じゃー。あいうえお、かきくけこ、さしすせそ・たちつてと

を書いたから、この字をよくみてかいてみて。」
「うあー。すごく綺麗な字。まるで先生みたい。」
「まあー。お褒めに預かって、ありがとう。しっかりみて、ゆっくり

かいてみてね。」
そばでみていては、気が散るといけないので、暫く他の用事をする。
「書きあがったから、みてちょうだい。」

「どれどれ、」少しあらいとこもあるが、中々上手にかけている。
第1、字にしなやかさがある。
もしかして、小4、小2のこの子も、筋がよいのではないかしら・・・・。

なーんて。勝手に思っている。
「何時までも、お習字頑張って、いってね。」
かわいい笑顔をみせながら、こっくりとうなずいた。


つるの剛士の『つるっつるの脳みそ』と言う本を読んでいる。

秋分の日、というのに、日中は夏のように暑い、少し
身体をうごかすと、汗ばんでくる。
もっきん堂のお店も休んでいるし、少し暇な時間がすぎる。

さて、何をしましょうか。
小学6年生の女の子に借りた、つるの剛士の『つるっつるの脳みそ』
という本を、読み切りましょうか。

借りてから、1週間が経つというのに、まだ、半分のところまでだ。
借りた時は、読み出したらとても読み易いので、1っ期に半分迄いった。
その後、仕事場においているが、雑用に追われて、本を開く間がなかった。

この女の子は、買った本をよくみせてくれる。
20日ほど前も、羞恥心の、上地ゆーすけの本をみせてくれた。
「この本は、今日中によんでね。」

と言われて、是もまた読み易い本だったので、急かされたのもあるが
一期によみきったものだ。
今、羞恥心は子供達の間で、すごい人気のようだ。

この女の子は、羞恥心の歌のふりまで、完全にマスターしている。
ときたま、私のまえで踊ってくれる。
「一緒に踊ろう。教えてあげるから。」

そばで静かに観ている私の手をひっぱる。
私も、輪に入るが、簡単そうにみえて、中々難しい。
私のおかしな振りをみては、笑い転げる女の子。

笑われても、楽しい、楽しい時間だ。
さっそく、本を読む事にしましょう。


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古川悦子
(もっきん堂代表 賞状書士)
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