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地域の敬老会の祝典にわたす、表彰状を書く。

来る地域の敬老会の祝典に渡す、表彰状用紙を集会場の事務員さんに
頂に行く。
「今年は、『円満夫婦』の方達は7組です。」

その方達の、名簿と、賞状用紙を頂いた。
家にかえり、ゆっくり名簿をみる。
名簿の下のほうには、今回はじめて

『氏名は、そのまま表彰状の筆耕になりますので、楷書でご記入の上、
必ず本人による、ご確認をおねがいいたします。』
と丁寧に、記入されていた。

筆耕するものにとっては、1番ありがたいことだ。
席札とかは、すぐに書き直されるが、賞状の書き直しは、直ぐとはいかない。
まして、表彰という名誉なことでは、名前の書き違えは許されない。

また、賞状書士としても、プライドにかかわる。
昨年までは、ご本人さんの書きなれた、癖のある字で書かれた名簿が
数枚あり、調べるのに苦労したものだ。

そのてん今回は、順調にいくだろうと思っていたのに、最後の7組目に
目を通したとき、ハタとこまった。
1見、合っているようにみえるが、どうも字がおかしい。

辞書で、調べてみる。やはり、辞書とちがう。
2冊、3冊の辞書でしらべる。やはりまちがっている。
もしかしてこれは、ご本人さんが書かれていないのでは・・・。

早速、集会所の事務員さんに電話で、問い合わせる。
「本人に確かめて、正確な字をフアックスします。」との事。
では、その件は事務員さんにお願いし、分かっている分の

表彰状を6枚、書く事にいたしましょうか。
心をこめて・・・。



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古川悦子
(もっきん堂代表 賞状書士)
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