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『こんな所において良いのですか?』と疑問視するのは私だけかしら。

7月21日が地域の本祭りなので、今日は、宮さん仲間5人で、
宮さんのお掃除をする日だ。
集合時間が午後1時なので、15分前に長靴をもって友と家をでる。

太陽が、ギンギン照りつけ、身体中に容赦なく、あたってくる。
「こんなに太陽がきついと、今日は多いに、日焼けするわね。」
横の友は日傘の上に、帽子までかぶって、日焼け対策は完ぺきのよう。

天満宮につくと、少しだけ時間が早かったのか、他の人達の姿がない。
ホースをつないで、お宮さんの戸などをふいていると、3人の
仲間達が暑そうな顔してやってきた。

毎年の行事なので、皆は段取りがわかっている。
それぞれ持ち場、持ち場につき、手順良く慣れた手つきで進めていく。
最後に、鳥居の前にある、狛犬さんたちのお掃除にかかった。

頭から水をかけ、たわしでジュン、ジュンにこすっていく。
「さあー。歯もみがきましょう。」
細めのたわしを、狛犬さんの口に入れ、こすっていると、コロンと

10円玉が1枚、地面の上に落ちた。
「あら、こんな口のところに、お賽銭が入ってたよ。」
「じゃー。本堂のお賽銭箱に、入れときましょう。」

仲間の1人が、わざわざ、本堂のお賽銭箱にいれにいった。
小さい時から、お賽銭は用意されている、お賽銭箱に入れるものと
思っていた。

お賽銭を鳥居の上においたり、狛犬さんの足元においたり、小池の中に、
なげいれたりしている光景を、たまにみかける。
『こんな所において良いのですか?』と疑問視するのは私だけかしら。



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古川悦子
(もっきん堂代表 賞状書士)
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