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そうでしょう。天国のにいさん。

亡兄の13回忌法要が、私の実家で行われるので夫と
おまいりする。
兄嫁によると今回の出席者は、亡兄の兄妹たちだとか。

11時前になると、お坊様が参られた。
このお坊様というのは、私の小学校時代の同級生だ。
若い時は、小さい時から知っているので、余りありがたいと

思わなかったが、年を重ねられ、私の中でお坊様らしくなられて
くると、不思議と少しずつ、少しずつ、有難味がわいてくる。
「今日はご苦労さまです。」

自然に手をついて、挨拶をした。
お坊様も小さい時と余り変わらない笑顔で、返礼して下さった。
皆が集まり、お経が始った。そこの家には亡兄の孫で、

6歳の男の子と、3歳の女の子がいる。
3歳の女の子はお経が始り、すぐにパパのおひざでスヤスヤ。
6歳の男の子はとみると、じつに良く働く。

令茶とお饅頭を出してくれたり、祖母やパパ、ママが用事を頼むと
きちんと、しっかりした形で、用をかたずけている。
余りにも、その仕草がかわいいので、ついついそっちの方に

目がいってしまう。
こんなに小さいのに、なんと良く役にたつこと。
祖母やパパ、ママ達の、愛情一杯受けているのだろう。

こんなにかわいい孫達も見ずに、早々に天国にいってしまった。
この様子をにっこりしながら、眺めているんでしょうね。
そうでしょう。天国の兄さん。



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古川悦子
(もっきん堂代表 賞状書士)
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