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ちょっぴり不安がよぎった私。

昨日の日曜日、雨の中、お昼からお友達二人が、もっきん堂にきた。
七月二日にボランチャで、福祉センターでする、七夕コントの
練習をするためだ。

勿論日曜日は、閉めてあるがその時だけ開ける事にした。
閉めていては、陰気な感じがしたからだ。

私は天の王で織姫の父親役・もう一人は彦星役・後の一人は
織姫役だ。
内容は以前に考えてあるので、せりふを覚えて、言っていくだけ。

立ちながら、時には動きながら、三人がせりふを言うが、
スムーズに言えるものは、だれもいない。
「家にいて、一人では覚えていたのに、三人で言ってたら

少しもおぼえてないわね。だめね。」
「私もそうよ。ゆうべ、頑張って覚えたと思っていたのに、
カンニングのしっぱなしだわ。」と、私。

もう一人も同感という風に、大きくうなずいた。
「さあー。もう一回やりましょう。」
「そうよ。こんなのでは、どうしょうもないわよ。」

再び、練習をはじめた。
織姫は機を織る真似をし、彦星は馬の縫いぐるみに
大きく紙に『うし』とかいてつけたのを、牛がわりにしている。

私は二人の動作が、せりふを言うとき、ついついみてしまう。
だから、どうしょうもなく、笑ってしまうのだ。
「あなたが、笑ってどうするのよ。」

とうとう、注意をうけてしまった。
その後、何回も何回も練習を、くりかえした。
「七月二日のボランチャ、頑張りましょうね。じゃーね。」

友達の後ろ姿を見送りながら、ちょっぴり不安がよぎった私。



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古川悦子
(もっきん堂代表 賞状書士)
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