『般若心経』の見本を書くことの、問い合わせがあった。
後日、依頼される若い男性がこられた。
「見本として、般若心経を2行、書いていただけますか?」
と、太さの違った筆ペンを2本持参された。
「夕方に、取りにきたいんですが、よろしいですか。?」
「はい。何とか夕方までに、書きます。」
書き始めて、はたと、こまった。小筆でかくのは仕事がら、
なれているのに、どうもいつもと調子がちがう。
書きやすそうな、いい筆ペンなのに、私の意思どおりに、
動いてくれない。
こうなれば、何度も、何度も、練習するしかない。
写経用の紙をA4で何枚も何枚もコピーし、それに練習した。
書いても書いても、自分で納得がいかない。
般若心経、2行だけだが、すっかり覚えてしまった。
何枚目かに、やっとかきあがった。
夕方約束と通り、朝依頼された若い男性の方がとりに来られた。
渡し終え、後姿を見送ったときは、ホットした。
さて、この2行の見本から、全行見本につながるのだろうか・・・
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